07月14日（木）＜52日目＞＜バイト12日目＞ 現在地⇒北海道利尻富士町「プチホテル川一寮」
フィールドへ出よう！
08時起床。今日は09時から仕事なので少し楽だ。それでも昨日は購入したルート66を遅くまで読んでし
まったので少々寝不足。
08時30分に仕事に行き、朝ごはんを食べながらナベさんとちょっと話すと、昨日も釣に行ったそうだ。
彼は朝早くから仕事なので夜は私よりも早くあがれるから行けるけど私は21時頃まで店に居るからとて
もじゃないけど行く気がしない。日記も書かなきゃいけないしな。
島の人は釣をする人が多い。娯楽が少ないということもあるのだろうな。鬼脇にはレジャー施設が無い
から遊びに行くとしたら沓形まで行かなきゃ行けない。パチンコとかしかないけど20kmはちょっと遠いよな
。
そんなチンケなレジャーよりも島ならではの大自然を満喫したい。
波の音、小鳥のさえずり、可憐に咲く花々。どれもちょっとした規模の街では味わいがたい貴重な自然
は心が安らぐと言うかエネルギーが充填されるようなパワーがある。
私の実家のある街もそれなりの自然があるけれど、この島ほどのパワーは持ち合わせていない。
島の人もみんな良い人で、この環境で育てば当然と納得だ。
皆がみんなそうだとは言わないけど、現代の子供のようにスレていないというか、ゆがんでいない素直
な子供達が多い。
そう、今の子供は自然に飢えているのではないかと思うことがある。遊びといえばTVゲーム。バーチャ
ルな世界に身を置き、その仮想世界の中でしか通用しない人格が形成される。その結果現実の厳しさ
から目を背け、犯罪を犯してしまう少年が増えてきているのではないだろうか？これは私の偏見かもし
れないけど、そう思えて止まない。
このことは大人にも言える。子供の手本になるべき親もこの現実から目を逸らすべきではない。我が子
と真っ向から向かい合ってこそ信頼される親子関係が築けるのではないか？
まあ、こんなことは結婚もしていなければ子供もいない私が書くことではないのだろうけど、親子で自然
と戯れてもらいたいという思いが強い。フィールドには人と人を繋ぐ力がある。普段の生活で途切れがち
な会話もここでは沢山生まれるだろう。元来子供は自然が大好きなものなのだから。
さあ皆さん、今こそ大自然のフィールドへ飛び出そう！きっと素敵なことが待っている！
これに関連して、本日知床が世界自然遺産に登録された。屋久島、白神山地に続いて国内3箇所目の
世界遺産。これは行かないわけにはいかないでしょう。屋久島も絶対に行きたい！！
仙法志御崎公園から利尻山を望む。素晴らしい景色だ！
