6月21日(火)<29日目> 現在地⇒北海道札幌市「札幌ハウスユースホステル」
初ユース、豪勢な1日
今日は夏至、札幌は27℃まであがるそうで朝から暑い…。旭川じゃ4時前にお天道様が顔を出すんだ
ってさ。
08時20分頃に出て、R5号沿いのコインランドリーへ。ここは安い!洗濯なんと200円。本州の半額ほど
で済んでしまう。コンセントも借りて日記をアップ。小樽はどこでも圏内だからいいやね〜。洗濯が終わっ
て市内の電気屋さんでエアエッジの道内圏内マップを入手。見ると圏内は意外と少ない。だけどこれさえ
あればアップポイントを逃さないで済むから効率よくアップできると思う。
途中のパーキングで食パン昼食。今日は札幌を周って石狩あたりまで行こうと思っていたけど時間的
に厳しそうなので札幌に泊まることにした。この旅で初のユースホステル、札幌ハウスユースホステルを
予約。ええい、もう小樽札幌は贅沢しちゃえ!お金はちょっと心配だけどなんとかなるさ!ここを過ぎたら
4〜5日何にもないからいいや。
そこから札幌までもアップダウンがけっこうキツイ。またしてもこの旅初の半袖半ズボンライドだ。さすが
に涼しいけど路面温度は41℃まで達していた!散水車が路肩に水を撒いて少しは涼しくなったけどこれ
じゃ泥が跳ねて車道を走れませんよ。
そして車も多い。さすが札幌ですね〜。ずっと片側2車線だった。
歩道に一面のお花畑。
16時頃には札幌駅近くまで来たけど、ユースの場所がわからなくて迷う。結局電話で確認したらすぐ近
くだった。こんなもんです。
自転車から荷物を全ておろして部屋に持ち込み(大変!)、歩いて札幌市内の探索へ。まずは秀岳荘
(しゅうがくそう)というアウトドアショップへ。ここは品揃えが天下一品だ。ありとあらゆる物が揃っている。
無くしたスプーンとフォーク(ナイフも)、壊れたロック、それからユニフレームの充填式ガスライター、更に
音波で蚊を寄せ付けないという眉唾物の商品も購入。結構な出費で装備も増えるけど必要なものだから
仕方ない。
札幌は碁盤の目のようになっているからわかりやすい。「大体この辺…」てな感じでも着いちゃうからね
。
そこからサッポロファクトリーへ移動。ヘリーハンセンショップでジップオフパンツを買うためだ。やっぱり
これはいい。透湿・超撥水、防風を併せ持つスプレーテック、速乾とはいかないけど乾きやすいサプレッ
クス加工はウィンドジャケットと同じ素材。基本はこれで行こうと思う。
ファクトリー内でお土産を買ってから同じくファクトリー内の「南家」というお店でチキンベジタブルスープ
カリーを注文。この際だサラダとビールもつけちゃえ!もうどうでもいいぞ。今日は財布の紐が緩みっぱ
なしだ。
そういえば礼文で住み込み3食付月給15万のバイトがあるらしい。でも8月中旬までだからちょっと長い
よなぁ。かなり魅力的だけど…。セイコーマートとかで求人誌に載っているらしいと先行するあづみさん情
報。私も今度チェックしてみよう。
スープカレーは北海道発らしいけど始めて食べた。美味しいね。野菜もたっぷりで体に染み渡るよ。ビ
−ルも最高!!
店を出た後大通り公園とか時計台とかに行こうと思ったけど思いっきり迷った!今日は年に1度(だった
かな?)の節電の日とかやらで、主要観光スポットの照明を消す日だった。まったく暗くてわけわからん。
なんて日に当たってしまったんだ…。
そもそも自分の位置が特定できない。こんな時に頼りになるのはやっぱりコンパスだ。札幌駅の南側に
いることは間違いなかったのでとりあえず北上すればそのうち線路にぶつかる。そうしたら線路沿いに歩
いていけばいいのだ。まあ、高層ビル群の方に向かって行けばほぼ間違いないけどね。
ユースに変える途中で外国人女性バックパッカーを発見。洗濯物をぶら下げて歩いている。同じ方向
だから多分彼女もユースだろうと思っていたらやっぱりそうだった。ユースは国際的に世界中にあるから
頼りになるね。
あっ、そう言えばここのユースは会員証が無くても免許証見せたら会員価格にしてくれた。いいユース
だよ。朝食も頼んでしまった。今夜はベッドで寝れるから最高!ただしめちゃめちゃ暑い!本当に北海
道か、ここは?
食堂で日記を書いていたらさっきの女性バックパッカーがやってきた。カナダから来たブランディさんと
言い、語学留学で日本に来て、研修後の残りの期間で旅行しているそうだ。なんと3日前には九州にいた
というから驚きだ。30時間くらい新幹線と電車を乗り継いできたそうな。3日で日本縦断か、すごいね。
明日は洞爺湖へ行くと行っていた。来月にはカナダに帰るそうだけど9月に再来日して半年間英語の教
師をするそうな。冬休みにまた旅行したいって言っていて沖縄にもめちゃめちゃ行きたいらしい。ところど
ころで「マジでっ?」というおもろい人だった
ブランディさんと。アドレスも交換しました。また会いましょう!
ユースはこういう出会いがあるからやめられない。
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