ここでは、メビウスのメモリ増設方法を紹介します。

　パソコンの性能をアップさせるにはメモリの増設が１番てっとり早いと思います。増設用のメモリを空きのメモリスロットに挿すだけ
なので誰にでもできることだと思います。ここでは、メビウスを例にしていますが、増設用のメモリスロットの位置や増設方法はだい
たいのパソコンで通用すると思いますので、チャレンジして見てください。

メモリの役割

　そもそもメモリを増設すると何故故に処理速度がUPするのかと申しますと、CPUはメモリにしかアクセスできないからです。なんの
こっちゃ？と思われるかもしれませんが、CPUからの演算命令はメモリに送られ、処理されます。そして、処理された命令はメモリか
らハードディスクへと送られる訳です。処理すべきデータがメモリの容量以内ならば何も問題無いのですが、メモリの容量以上のデ
ータを処理しなければならない場合、溢れてしまったデータは一時的にハードディスクへと転送されて処理待ちの状態となり、メモリ
が空いたら再びメモリへ転送、処理され、ハードディスクへと戻ってくるという流れを取ります。これをスワップと呼び、このスワップが
発生してしまうとパソコンのパフォーマンスは著しく低下してしまいます。スワップの発生を少なくするためにはメモリを増設して処理
作業場を多く確保する事が重要になります。ですから、メモリを増設すると処理速度がUPするという事になるのです。

　増設方法は取扱説明書にも書いてありますが、画像付きで解説します。コツは決してビビらないことです。そう簡単に壊れるも
のでもありません。

　今回取り付けるメモリはBUFFALO製を使用しました。(SDRAM 144Pin S.O.DIMM 128MB)

　その前に、メモリを取り扱う場合は静電気に十分注意してください。一発でメモリが死ぬこともあります。ここでも言い
ますが、増設は自己責任で！

増設方法

　　　１．本体の電源を切り、内臓バッテリとACアダプタを取り外します。

　　　６．おめでとうございます！以上でメモリの増設は完了です。後は、逆の手順で復旧してください。

　　　７．復旧したらパソコンを起動して、「システム」の「プロパティ」からメモリが増設されたことを確認してくださ
　　　　い。