Windows2000 クリーンインストール
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 さて、ここではOSの入れ替えに挑戦です。まあ、挑戦と言っても難しいことはほとんどありません。注意することと言ったらデータ
のバックアップくらいでしょうか。バックアップし忘れたなんてことが無いようにチェックリストなんかを作っておくといいと思います。

 まずは、自分で作った(又は集めた)データ、電子メール、お気に入り、それから、忘れがちなのがメディアプレーヤーのライセン
スのバックアップ。(まったく、余計な機能だ…最近では、音楽は専用のプレーヤーで聞くようにしてます。ますますマイクロソフト
離れが…)あとはインターネットの設定と、IMEのユーザー辞書くらいが主なものでしょうか。私の場合は他に、各種パスワード、家
計簿データなどがあります。ダウンロードしたアプリケーションや、個々のソフトでバックアップを取るべき項目のあるものもきちんと
バックアップしましょう。

 とにかく、長年蓄積してきたデータが一瞬でなくなってしまう恐れもありますので、慎重に慎重を重ねるくらい慎重にバックアップ
を取りましょう!
重要なデータが消えたときのショックといったら……この世の事とは思えへん……相当のショックで飯も喉を通ら
ない事でしょう。

 あと、注意しなければいけないことで、メビウス(PC-MJ10V)にWindows2000をインストールすることによって使用できなくなる機
能が出てくるということです。

 まず、内蔵のモデムが使用不可能になります。まあ、最近はADSLだのFTTHだのが普及してきたのであんまり気にする必要は
無いと思いますが、未だにダイアルアップでインターネットに接続している人はWindows2000をインストールするべきではありませ
ん。もう一つは、
赤外線通信が使用不可能になることです。まあこれも、使っている人は余りいないと思いますが、なければ困ると
いう人はインストール不可です。

 実はMyメビウス、現在はWindows98に戻してあります。理由は起動・終了とも98の方が圧倒的に早いことです。まあ、OS自体
が軽いということですが、特にシャットダウンのスピードは2000の比ではありません。できるだけシンプルに、いらないアプリケーシ
ョンはアンインストールしまくりましょう。ちなみに私がプレインストールアプリで使用しているのはインターネットニンジャのみです。
特にノートンなどのセキュリティソフトをインストールしてしまうと、動きは殺人的に遅くなりますので注意が必要です。

Windows2000をクリーンインストールするメリットとしては、動作が安定するということが挙げられますが、もともと安定したチップセ
ットを使用していますので、その辺のメリットは少ないかもしれません。その他のメリットとしては、最近はWindows98ですら非対
応のアプリケーションも登場してきたので(古いものを排除しようとす行為は非常に遺憾に思う)、そのようなアプリをインストールし
なければいけない場合にWindows2000(又はWindowsMe)をインストールすることになります。ちなみにWindowsXPもインストール
は可能かと思いますが、動作が異常に重くなり、とてもまともに動くとは思えませんので、おすすめできません。やはり、プレインス
トールされているWindows98を使用するべきです。メーカーもそのように設計しています。

ここは、インストール出来る!ということを証明するためのページです。決してインストールを推奨している訳ではありません
で、あしからず。


 それでは、初めから手順を追ってWindows2000のクリーンインストールをしてみたいと思います。用意するものは、Windows2000
通常版、Windows98起動ディスクの二つのみです。

 1.まずはFDISKでパーティションを切ります。

   Windows2000のCD-ROMからインストールする時でもパーティション操作は可能ですが、そうすると必ず8MBという無意味な
  領域ができてしまいます。けっこう気味が悪いので、私はWIndows98の起動ディスクからFDISKをすることにしています。

   @Windows98の起動ディスク1をフロッピーディスクドライブに入れ、パソコンを立ち上げます。

   A指示に従い、起動ディスク2をフロッピーディスクドライブに入れ、Enterを押します。

   B[A:\]と表示されたら、再び起動ディスク1を挿入してから[A:\FDISK]と打ち、[Enter]を押します。(ちなみに[ ]←この括弧
    は打ちません。

   C「大容量ディスクのサポートを使用可能にしますか(Y/N)...?とでますので、[Y]を入れ、Enterを押します。

   Dすると、上のような画面になりますので、(5番目の項目は無いと思います。)3と打ちこんで[Enter]を押します。

   E上のような画面が出てきますので、1.の「基本MS-DOS領域を削除」を選択して、ボリュームラベル「MEB_V1000T」とい
    うパーティションを削除します。さらに、4.の「非MS-DOS領域を削除」を選択して先ほどの196MBという不気味なパーティ
    ションを削除します。

   F[Esc]を押すとDの画面に戻りますので、今度は1.「MS-DOS領域または論理MS-DOSドライブを作成」を選択してパーテ
    ィションを確保します。

   G後は、[Esc]でFDISKを終了します。


 2.Windows2000インストール

   @さて、いよいよWindows2000クリーンインストールの時間です。先ほどパーティションを確保しましたが、画面は[A:\]となっ
    ているでしょうか?ここで[Ctrl][Alt][Delete]を押して再起動しますが、SHARPのロゴが出ているときに[F2]を押してBIOS画
    面に入ります。このBIOSの画面のときにWindows2000のCD-ROMを挿入しておいてください。ドライブの読み込む順番で
    CD-ROMドライブをFarstBootに選択します(選択の仕方は取り説をお読みください)。そして再起動します。[…press any
    key…]というような感じの画面が出てきたら[Enter]を押しますが、ここで最大の注意点です。それは、
[Enter]を押したら
    すぐに[F7]をしばらく押しておく
ということです。[F7]を押さないと途中でブルースクリーンになり、インストールが中止して
    しまいます。

   Aこれさえ成功すればあとは怖いものはありません。インストールの指示に従いながら進めるだけです。基本的な流れは次
    の通り。

   Bデバイスの読み込み

   Cセットアップしますか?というところで[enter]

   D同意するために[F8]を押す

   Eフォーマットしてインストールするには…というところで[C]を押す。

   Fウィザードに従ってインストール。

   Gおおむね上記のような流れになります。

 おめでとうございます。見事にWindows2000をインストールできたことと思います。ここからの使い方は
あなた次第ですのでじっくり使用してみてください。


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