電源の確保 (Electric Power Source)
サバイバル及び非常な事態において電源を確保することは重要なことである。なぜなら、現代の社会において電気を使用する装備がきわめて多いからである。そなため、できる限り電源は確保しなければならない。ときには懐中電灯の明かりを灯し、ときにはラジオをつけて情報を得る。現在では必須の装備である“携帯電話”も電源さえあれば充電可能なのだ。
しかし、サバイバル状況において電源を確保することは難しい。たとえそこが都会でも、災害時には停電している可能性もある。それではいかにして電源を確保するか?答えは身近なところにあるのだ。
直流電源の確保 〜 バッテリー 〜
いちばん身近な電源といえば“電池=バッテリー”でしょう。
バッテリーには2種類あります。一般の乾電池のような充電不可能な使いきりタイプを“1次電池”、自動車などに使われている鉛蓄電池や充電式のニッケル水素電池のように充電して繰り返し使えるものを“2次電池”といいます。ここでは、1次電池である“マンガン乾電池”と“アルカリ乾電池”、2次電池である“充電式ニッケル水素電池”について実験を交えて「どの電池がサバイバルに適しているか」ということを検証してみます。
ところで、最近 Panasonic から“オキシライド乾電池”なるものが発売されました。アルカリ乾電池発売から実に40年ぶりの新乾電池です。ホームページによると、アルカリ乾電池の1.5倍のパワーがあるようです。今回の実験は単4形乾電池を使用しているのですが、2004年10月現在、単3形しか販売されていないため、発売まで待つ必要があります(2005年発売予定)。それと、もう一つ心配があります。それは、オキシロイド乾電池は初期電圧が1.7Vと高圧なため、電球が切れるかもしれないといううことです。切れないにしても確実に寿命は短くなる!しかし、ここでやらなきゃサバイバーとして失格のような気がするので、購入した暁にはぜひ実験してみようと思います。
直流電源の確保 〜 発電 〜
サバイバル及び災害時、停電によりコンセントからの電源が供給されないとき、または、手持ちの1次電池を使いきってしまったとき、あなたはどうしますか?あきらめる?イエイエ、サバイバーにあきらめるという言葉は存在しません。電気が供給されないのなら自分で作ってしまいましょう!そう、発電です。現在もっとも普及しているのは“太陽光発電”です。太陽さえ出ていれば(曇っていても可)いつでも発電できます。ソーラーパワーに感謝!もうひとつ、手動で発電も出来ます。いわゆる“手回し発電”です。自然エネルギーによる発電は普段からも使えて地球にもやさしいエコエネルギーです。自分で発電できる喜びは感動にさえ値します。さあ、エコライフを満喫しましょう!
もう一つ代表的なところでは“風力発電”がありますが、エネルギー変換効率が異常に悪く、とても実用的ではないため今回は却下しました。いい商品が出たら紹介したいと思います
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