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2005年 5月 6月

6月23日(木)<31日目> 現在地⇒北海道留萌市「ライダーハウス・みつばちハウスARF」

  初ライダーハウス

  05時時起床。PCを充電してテントを撤収していたらポツポツと雨が当たってきた。PCが濡れないように
 レインカバーを被せる。風も強くて大丈夫か?と思ったけどラジオで天気予報を聞く限り晴れて暑くなるら
 しい。そして予報どおり天気が良くなってきて風も東から南に変わってきてありがたい。

  07時40分に出発。いつもいつも準備に時間掛かってるなぁ。
  厚田から浜益村の柏木まで一気に走る。というか、休める場所が無かった…。登りも確かにきつく、ト
 ンネルも多かったけど登れない坂は無かったし、交通量も圧倒的に少ないのでトンネルもわりと楽だ。本
 州の方がよっぽど辛かったぞ。まあこれも経験から言える言葉だろうか。
  柏木のセイコーマートでアイスを食べながら休憩。ここからはほとんど海岸線だからあまり峠は無いだ
 ろう。ただしほとんどトンネルだけどね。車が少ないことが救いか…。

  もう少しでトンネルゾーンというところでパンク!またしても後輪のパンクだ。プシュ〜と派手な音をたて
 て穴があいてしまった。
  バス停の日陰で直すが、暑すぎだ。たまらず自販でコーラをグビッとやりながら修理。ついでに前輪の
 空気も入れて更にキャリアのボルトの状態もチェック。タイヤもすでにボロボロ。次はセミスリックやめよう
 かな。

  修理を終えて長いトンネルに入る。トンネルを抜けて雄冬岬(おふゆみさき)というところに出た。「陸の
 孤島・西の知床と呼ばれたこの値に北海道開発局が20余年の歳月をかけて難関に挑み、ここに開通し
 た。住民百年来の悲願達成の喜びと明るい未来への希望をこめてこの碑を県立する」とある。昭和56年
 11月10日」とある。昨日のキャンプ場の管理人さんも言っていたけどこの辺は昔ものすごい難所だったそ
 うだ。舗装はされておらず、断崖絶壁が25kmも続いている。100年以上も待ち続けた住民の喜びはなに
 ごとにも変えられないことだったに違いない。
  流れ落ちる白金(しろがね)の滝も見事で、見る人に涼を与えていた。
 

  そこからはず〜っとトンネル。増毛(ましけ)まで長かったなぁ。
  セブンイレブンで休憩してから留萌(るもい)を目指す。基本的には追い風だったけど針路によっては
 横風に変わる。この時くらいからかなりの強風が吹いていて横に流されそうになって危ないったらないわ
 。

  16時頃に留萌に到着。スーパーで夕食の買い物をしてから黄金岬(おうごんみさき)キャンプ場へ向か
 うけど、あまりの強風に「こんなんでテント張れるか〜!」状態。波しぶきがモロにかかってくる。
  そこで宿泊場所を経ライダーハウス「みつばちハウスARF」に変更。ライダーハウスというのは基本的に
 は寝るだけの場所。だけど自炊も出来るし、料金も安い(千円くらい)。
  ただ、今回のライダーハウスはなんと無料だった!しかもガスこそ有料(10円)だけど、レンジ・洗濯機
 まで無料で使えるのだ。
  近くの自転車屋さんが窓口になっているけど管理人はいない。そこに泊まる人が管理しているような所
 で長期滞在者も多い。布団まであるのだから、わたしも時間があればもう少しここに滞在していたいなぁ
 。

  前ブレーキのシューがかなり消耗して危険な状態だったのでブレーキシューを買った。後ろもそのうち
 駄目になるだろうから2セット、3,000円。
  ちょっと痛い出費だけど命には変えられない。ブレーキが利かなかったら本当にヤバイ。

  ここに泊まっている人の話では羽幌から22個のアップダウンがあってきついらしい。稚内まであと183
 km。2日で行こうと思ったけど3日掛けて行こうと思う。

  今日は初のライダーハウス、ビールで乾杯!!ライダーハウス、はまりそう…。


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