自転車日本一周リアルタイムログ!
HOMEメビウスの叫び自作の魂サバイバル・マニュアルプリウスの愛情我写真館LOG BOOKリンク集メール

2005年 5月 6月 7月 8月 9月 10月


10月3日(月)<133日目> 現在地⇒青森県大間町「大間崎テントサイト」

 バイバイ北海道!

  07時20分起床。今日は本当の本当に出発の日、北海道最後の日だ。起きてライムライト3回目の朝食を
 とり、昨日の分の日記を書いてアップ。ここでの日課だ。
  昨日と比べて出発組みが多いな。オーナーたちは「今日の北海道ツーリングは最高だよ」と引き止めに
 かかっているけど(笑)それほど天気のいい日だ。

  09時30分になったので自転車の修理に向かう。10時開店でほぼ同時刻に到着。さっそく交換してもらった
 。店主は昨年のツール・ド北海道に市民参加で出たくらいの人で腕も確かだ。
  ついでにぶっちぎれたペダルのストラップを購入。黒が無かったので鮮やかにピンク!付けてみるとそれ
 ほど違和感が無いな。車体が赤だしね。

  スポークの交換が終わって、ブレーキの調整もしてもらったところで重大トラブルが発覚!車体かホイー
 ルのどちらかが曲がっていると言うではないか!!
  確かにタイヤがフレームに当たりかけている。スポーク交換すれば直るかとも思ったけどそんな生優しい
 ものではなく、センター出しという作業をしなければいけないらしい。最悪車体を削る羽目になるかも…。
 ここで出来たらやって貰おうかと思ったけど無理だそうで、青森かどこかでやってもらったほうがいいって
 言ってたけど青森はもう通過しないんだよね。仙台くらいまで無理かなぁ。
  でもこの作業には1〜2日ほどドックに入れなきゃいけないらしい。つまり、その間足止めってことだ。ん〜
 、仙台って安い宿あるのか?ビジネスホテルや民宿にに2泊はちときついなっと。
  しばらくはこのままの状態で走ることになるだろう。お願いだからもう少し頑張っておくれ。

  11時過ぎに修理が完了したので昼食を食べにライムライトお勧めの「居酒屋ココ」へ。この店はスゴイ!
 ランチタイム丼ものなどが500円!しかもご飯はお代わりし放題!!
  ここでヅケ丼を注文。漬物、味噌汁、小鉢がついて500円は超破格。ライムライトの人が勧めるのもわか
 るよ。
  でてきたヅケ丼のマグロを半分よけてかきこむ。そしてそれが無くなったらご飯をお代わりして2杯目。
 このご飯のお代わりが面白くて、「お代わりマシーン」がよそってくれるのだ。
  と言ってもロボットがよそってくれるわけではない。丼をマシーンに乗せてお好みの量を選択するとご飯が
 カキ氷のように
ド〜ッと出てくる。初めて見たよ、こんなの。こんなことにチョット感動してみたり(笑)

  私は今日もほとんど走っていないので2杯でやめたけど、以前ライムライトにチャリダーが5人泊まった時
 にみんなで来てその米びつを空にしたことがあったそうだ。
  確かに腹減ってるチャリダーは異常に食うからな。それが5人も集まれば…皆さんの想像を絶する量
 食べたことだろう。お店の人かわいそうに。

  食べた後某スポーツ用品店に向かった。前回も行ったので場所は分かっていたので順調に到着。今回
 はリアのスポークを自分で交換できるようにスプロケット抜きとニップル回しを購入。
  これでリアのそれにも対応できる道具が揃った。ただし、実際に交換できるかは別問題。なにしろ経験が
 無い
。でもやらなきゃ経験値は上がらないし、レベルも上がらない。ロープレと同じだ。
  これまで修理してもらった自転車屋さんでスポークの交換の仕方は見てきたし、振れの止め方も少し教
 わったからなんとかなるんじゃないか?
  直ぐに修理してくれる自転車屋さんが見つかる保証もないし、自分で出来ることは自分でやろう。

  ライムライトに帰ってから郵便局に行って実家に荷物を送った。今回はツーリングマップルの北海道版と
 0円マップ、それから古い日記帳。全て書籍だったので書籍小包みで送ってもらった。こっちのほうがかな
 り安くなるから。

  さて、出発の時間が近づいてきたので荷物のパッキングに入る。現在可能な限りリアの荷物をフロントに
 移し変え、又は軽いものと交換。リアの負担を減らさなきゃ

  ほとんどの人が出払っていたのでハーレーの方とおしゃべり。今日苫小牧から我が地元直江津までフェ
 リーで行って明日家に帰るそうだ。
  チャリダーのことを尊敬してくれているそうで、「何かあげたい」ときのこのまぜご飯アルファー米を頂いた
 。ありがとうございました。
  彼を含めて冬は沖縄って人が沢山いたのでまた会えるといいな。
 
 長野のハーレー乗りさんと。同い年でした。

  15時、いよいよ出発の時間だ。私がいた3日間、いつも人が沢山いたライムライト。何でも教えてくれるオ
 ーナー達と愛犬ライムちゃん。北海道最後のひと時をここで過ごせて良かったと思います。また是非遊び
 に来ますね!

  出発して駅前の和光デパートへ。ここのJTBでフェリーの乗船券を買うと安くなると教えて貰ったから。し
 かし、この時間ではすでに予約を締め切っていたので購入できず!
  でも旅行会社で買うってことは思いもよらなかったことで、今後も使えるかも。あとインターネットの割引と
 か、事前にチェックしないと。長距離になるとかなりの差が出ると思うし。

  フェリーターミナルってこんなに遠かったけ〜!時間はあるけどなんか焦る(汗

  ターミナルで乗船手続きをして自転車なので1番に乗船。まず電源コンセントを探してそこに陣取った。そ
 して日記を書いていると16時20分定刻にフェリー「ばあゆ」出港。
  バイバイ北海道!また来るぜ〜〜!!
 
 函館山が遠ざかる(泣

  18時、フェリーはゆっくりと大間に入港。乗客なんてあまりいないだろうと思っていたけど以外に多いのに
 はビックリだ。チャリダーはいなかったけど。

  大間に到着してまずは近くのスーパーへ。函館前に食料が尽きていたのでここで買い揃えておかないと
 いつ買えるか分からない(そんなことはないケド)。一応パスタにうどんにソーセージなどの私のスタンダー
 ドな食料を揃えて、これで5日分くらいか?夕食のみね。パンは1斤で3日分。途中でお昼とかに食べちゃう
 と2日しか持たないけど。
  まあ、次は薬研だから、その近くに商店はあるって聞いてるから大丈夫でしょう。
  ついでにコーヒーも無くなったので購入。やっぱ朝はコーヒーでしょ?

  フェリー到着時からすでに辺りは真っ暗。こんなに暗い中走るのは久しぶり。チャリダーの中には夜も走
 るって人もいたけど、危ないぞ。路面が見えないから陥没しているところに落っこちたり、石踏んだり。でき
 る限り走りたくないけど今日は仕方ないのだ。

  今日の宿泊は大間崎テントサイト。北海道に渡る前にも泊まった所だけど道に迷う!暗くてよくわからん
 し、看板どおりに来たら寂れたところに出たぞ…。
  大間崎付近まではコンパスで北を目指したけど、海にぶち当たってからどっちに行けばいいかわからな
 い。ちょうど漁師さんらしき人がいたので道を聞くとやっぱり反対だった。

  懐かしのテントサイトに到着。前回と同じように炊事場の中に自転車を入れ、今回もここで寝よう。外は
 寒いから。

  誰か1人くらいいるかな〜って淡い期待は直ぐに消え去り、この寂しい土地に私一人だ。音楽でも掛けて
 ご飯作り。今日でようやく米を使い切る。もう米は買わん!(と思う)


前日の日誌へ     平面航法で行く自転車日本一周ログトップへ     翌日の日誌へ

HOMEメビウスの叫び自作の魂サバイバル・マニュアルプリウスの愛情我写真館LOG BOOKリンク集メール