自転車日本一周リアルタイムログ!
HOMEメビウスの叫び自作の魂サバイバル・マニュアルプリウスの愛情我写真館LOG BOOKリンク集メール

2005年 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月


12月2日(金)<193日目> 現在地⇒愛知県津島市「マンガ喫茶どるふぃん」

 名古屋だぎゃ〜

  06時30分起床。スッキリしない空模様だけど雨は大丈夫だろうか?今のところの予報では降らないみ
 たいだけど当てになるものじゃないな。

  今日もわずかな向かい風の中R247の海岸ルートを走る。日差しはそれほどないけれど寒くはなく、何
 より、今日は名古屋まで行けると言う事に無意味に興奮していた。大都市か…静岡市内、浜松市内には
 寄っていないから東京以来って事になる。まあ、ここも中心部に入るつもりはないですがね。

  走り始めてすぐ、前方に灯台を視認。野間灯台だ。丁度知多半島の西端に当たる灯台で伊勢湾にお
 いては2番目に古い灯台。これといった特色はないけど、ちょっとオーラを感じる灯台だったな。(オーラっ
 ってなんだよw)
 
 野間灯台。

  ひたすらの海岸沿いルート。海へ海へと向かっていたらもの凄く細い道に出てしまった。一応県道にな
 っているけど、狭い上にガタガタ…お〜い、大丈夫か〜この道!?この細かい振動がトラブルに繋がる
 ことってよくあるんだよね…。幸運を祈ってるぜ〜。

  知多市の新舞子(どこかにもこんな地名あったよな?)でR155はバイパスと分かれる。時間も10時を過
 ぎてお腹も空いてきたので何か食べよう…出ましたマック!
  グラタンコロッケバーガーが食べたいぞっと。時間もあるし、今日はグラコロだ〜!って入店。しかし、
 まだ朝マックの時間だった…。10時30分からなんだってさ。
  まあ、しかたない。わざわざ待っているほどのものでもないのでこうなったら朝マックだ。
 「エッグマックマフィンください」。ちょい寂しかったなw

  食べながらルートを確認してみる。
  すでに名古屋までは20kmほどしかなく、信号ストップを考慮してもお昼過ぎには着けるだろう。
  問題はその後のルートで、海沿いのR23と市内よりのR1。別にどっちでもいいんだけど、R1の方がわず
 かに距離が短い気がする。更にR23はR1のバイパス的存在で大型車が多そうだったので、ここはR1でい
 くことにしよう
。街中で走りにくそうだけど、名古屋の雰囲気を味わえるかも?

  と、道を決めたところで出発。快調に走っていたんだけど、ある踏切を越えたところ、リアバッグが何か
 に引っかかってしまって、
 「ぶちっ!」
  見ると、止めているベルトが1本ぶっちぎれているではないか!!
  これにはマジで焦った(汗しかも、もう1本もかろうじて止まっているだけどかなり微妙なくっつき具合。
 やっべ〜、これ。こんな分厚いやつ縫えるわけないし、う〜ん…
  しばらく考えたけど、こりゃ無理だとあっさり諦めて出発。様は引っ掛けなきゃいいんだけど、大阪で修
 理出来る場所なんてあるのかなぁ?

  ところが、ここで何回目だ?と思われるキャリア外れ。リアタイヤが何かに擦っている音の後、一瞬で
 「ズザ〜〜」
 っと、荷物ごと落っこちる…。…ハァ〜。
  これだけ何回も同じ事を繰り返しているともう怒りさえ感じることは無く、ただ飽きれるばかりだ。でも一
 応原因を考えてみる。こういうのは大抵ボルトのゆるみが原因だから、え〜っと、さっきのガタガタ道か、
 それともバッグを引っ掛けたときか…。
  ボルトは1つ飛んで無くなってるし。予備をはめてキャリアを直して再出発だ。けっこう時間食っちゃった
 ナ。

  何日ぶりかにR1に合流…ところが乗れないじゃないか!ここも一部歩道をとおっていたらえらい遠回り
 する羽目になってしまい、またしても車オンリーの社会か…。

  13時過ぎにお昼。名古屋といえばやはり“きしめん”でしょう!食べたことが無かたのでとりあえず食
 べなきゃと、看板につられて店内へ。さっきマックで食べたから麺だけでいいのに、ここでもセットなんぞ
 を注文してしまって、ご飯と小鉢付き。食べすぎだわ(笑)
  きしめん美味しい!かつおだしがたっぷり効いていてよく合います。
 
 きしめんダギャー。うまいダギャー。使い方合ってるのか?

  お店を出ると一層雲行きは怪しくなり、少し走ったところで雨粒が顔に当たる
  ああ〜、こりゃまずい。ってか、聞いてないし。
  小降りで持ちそうだったので構わず走ったけど、1時間ほども経たない内に少し雨足が強くなってきた。
 目的地まではもう少しだけどコンビニで雨宿り。路面はすでに濡れきっていて、いや〜な感じだ。
  しばらく様子を見ていたけど、状況に変化が現れなさそうだったので出発。もう少しで到着するので合
 羽も着ないで強行突破だ。

  とりあえずの目的地「尾張温泉東海センター」に到着寸前のところで本降りびしょびしょ…。あ〜、もう
 温泉に入るからいいや!ってヤケになっていたけど荷物が濡れるのだけは避けたい。
  ところが屋根が無いのだ!土砂降りの中速攻でお風呂の準備をして、バッグにカバーを掛けてフロン
 トに行くも、
 「温泉はあちらです
  なんて無情な一言を叩きつけられてしまった(泣
  どうせ経営は同じだろうが、通路くらいつなげておいてくれ…

  とは言っても仕方ないので移動。こっちの建物には自転車置き場があって屋根もあったことに二重ショ
 ックを隠せない
。まったく、付いてない時はこんなものか…。

  中に入ると、まあなんともレトロな温泉だこと。入り口には駅のような改札があり、切符を入れてゲート
 を通過。
  …コレに何の意味があるのか?このためにスタッフが1人常駐していて、人件費の無駄のような気がす
 るんだけど。
  温泉の中もな〜んか異様な雰囲気が漂っている。例えれば北海道は網走の監獄博物館で見たような
 囚人フロみたいな…とは言いすぎだけど、刺青さんとかもいたし。
  それでも静岡依頼6日ぶりのお風呂は気持ち良かったです。

  本当はここで閉館まで粘ろうかと思っていたけど、どうもそんな雰囲気ではないのだ。休憩室もちゃっち
 いやつしかなくて、電源も使えなさそうだったので、早めに出ることに。
  ところがここでまたトラブル。チョークバッグが無いことに気づく_l ̄l○
  慌ててフロントに行くと心優しき何方様が拾ってくれたらしく、事なきを得たけど、温泉でこういったトラブ
 ルを何回起こしたことか…。気をつけなきゃ。

  外に出ると雨は止んでいた。とりあえず近くのガストに移動して夕食&日記を書く。なんだかんだ言って
 ファミレス、特にガストは落ち着くな。悠々とパソコンをいじっていても違和感ない(多分)だろうし、ドリン
 クバーだけで何時間いても文句言われることもないし。大助かりですな。

  今日の宿泊場所はマンガ喫茶にしようと決めていた。一度泊まってみたかったことと、この辺にフリー
 スポットの喫茶があることをリサーチ済みだったこと。
  すでに22時近くで真っ暗の中、ヘッドランプの明かりを頼りにその場所を探す。地図で見る限り一本道
 なので楽勝〜♪と思っていたのに、行けども行けどもそんなものは無い。いや、マンガ喫茶自体はあった
 けど場所も違うし名前も違う。
  こりゃ行き過ぎたなと地図を確認するとやっぱりそうで、引き返す。地図のとおりの交差点を曲がってし
 ばらく行くと、あった!…ん?これも名前が違うぞ??どうなってるんだとその辺りをウロウロしていると
 あるわあるわ、マンガ喫茶の乱立地帯ではないか。けれど名前は全て違うし、もう小1時間も探しまわっ
 ていたので、自力での捜索を諦めてコンビニの兄ちゃんに聞いてみる。
  地元の人ならわかるだろうとたかをくくっていたのに返ってきた答えは
 「わかりませんねぇ」
  ナヌ?地元の人がわからないんじゃ、フリースポットの地図が間違っていたってことか…

  これだけ探し回ったのに…とガックリ肩を落としながら、まあ、何処でもいいか…と、一応地図にあった
 場所の喫茶に行ってみる。
 「マンガ喫茶どるふぃん」という名のそこは、1時間半まで480円で、以降10分30円と格安の店だった。し
 かし、電源を使える場所が無くて、壊れたパソコンが置いてある席の電源を抜いてならOKと言う事でそこ
 に移動。ただ、席が滅茶苦茶狭くてとてもじゃないけど寝れそうも無い
  ん〜、まあ仕方ないか。じっくりパソコンに向かいたかったし。試しに無線LANに接続してみたら何と繋
 がるではないか!おお、こりゃラッキー。こんなことならもう少し早くここに来ているべきだった。

  ゆっくりと高速ネットを楽しんで、日記もそこそこ書いて、途中マンガなんぞを読みながら全く眠くならな
 いのはどういうことか?寝なきゃ明日に響くことは前回のファミレス泊で経験済みなのにそれが全くいか
 されず、どうでもいいわ〜と寝る気ナシ
  場所によってはシャワーがあったり、仮眠室があったりで、十分宿泊施設に使えるネットカフェは大都市
 ではまたお世話になりそうだ。下手なホテルよりもいいかもしれないなぁ。
 
 ネットカフェにご宿泊〜。こんな狭かった…。


前日の日誌へ     平面航法で行く自転車日本一周ログトップへ     翌日の日誌へ

HOMEメビウスの叫び自作の魂サバイバル・マニュアルプリウスの愛情我写真館LOG BOOKリンク集メール