自転車日本一周リアルタイムログ!
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2005年 5月 6月 7月 8月 9月 10月


10月6日(木)<136日目> 現在地⇒青森県むつ市「国設薬研野営場」

 再会

  09時起床。はい、寝坊です。もっと早く起きて温泉に行こうと思ったのにこんな時間になってしまうとは。
 寒すぎて寝袋から出れなかったんです…。まあでもいいや、と、温泉に。
  早朝ではないが朝のお風呂も気持ちいい。誰もいなくてちょっとがっかりだ…。

  今日は出発しようか迷っていた。時間も遅くなってしまったし、日記も書いていないから、早くてもお昼の
 出発になってしまうから。
  携帯のメールチェックのため圏内ポイントに移動して問い合わせるとカニの家で会ったチャリダーアンド
 リューが今日薬研に来ると言うではないか!
  そうと決まれば私も連泊決定です!「待ってるよ」と返信。

  それから朝食をとって日記書き。お昼までかかってしまったので昼食。朝が遅かったので少なめだ。天
 気もいいから洗濯もしておいたけど、夕方までに乾くだろうか?

  暇が沢山出来てしまった(意図的かも)ので薬研渓谷の遊歩道を歩くことにした。薬研野営場から夫婦
 がっぱの湯までの約3kmを渓谷沿いに歩くコースがあるのだ。

  まず“おぐり”と言う巨大な栗の木を目指した。樹齢800年を超えると言うこの木は東北ナンバー1の木
 らしい。確かにデカイぞ!ベンチとかもあってゆっくりできる場所。
 
 小さい秋見つけちゃった。

  しばらく歩くとずいどうが現れた。約100mの手掘りのトンネル。明かりは一つも無く真っ暗で、ヘッドラン
 プを持って行った方がいいよと言う言葉を理解する。
  無くても構わないけどかなり怖いと思います…。
 
 使えないカーブミラー…

  途中、おじさんが入浴している隠れがっぱを対岸から眺めつつ歩くと終点の夫婦がっぱの湯に到着。天
 気もよく、のんびりと適度に歩けるコースだった。
 
 廃線の跡を歩く。

  帰りは県道沿いの道を歩く。と、野営場に泊まっているライダーさんが自転車で散歩中で、「例のチャリ
 ダー来ましたよ」と教えてくれた。アンドリューのことだね。

  今温泉に入ってるって事なのでかっぱの湯に行くと、あった!フルパッキンググレートジャーニーに旗!
 まぎれもなくアンドリューの自転車。
  「アンドリュー!」とロッキー並みに叫んで再会を果たした。

  とりあえず今日も一泊することに決めたと告げて私は先にキャンプ場に向かう。途中で栗を拾いながら
 いったんだけどあまりないなぁ。
  いや、あるにはあるけど中身が無い。ほとんど取られちゃってるんだよね。

  ようやく野営場に到着。酒屋でアイスを買って食べたら旨い事!疲れた体にはやっぱりアイスだ。

  今度は私が温泉に自転車で行くことに。今日はさっきとおってきた「夫婦かっぱの湯」に行く。そろそろ
 体を洗いたかったから、ここは有料だからシャワーくらいあるだろうな〜って思ったのに無い!
  ガ〜ン。200円払ってこれっすか?これなら無料の方がよかった…。お湯も熱かった…。
 
 夫婦かっぱの湯。

  温泉からあがって野営場に戻る。アンドリューやライダーマコトさんなどと話しながら楽しく過ごした。アン
 ドリューは明日フルパッキングで恐山まで行くんだって。頑張ってくれよ〜。

  ところで洗濯物が全然乾かない!やっぱり干すのが遅すぎたのね。夏じゃないんだから、特にここでは
 半日で乾くほど甘くなかったってことで、やむを得ず乾燥機を使う。夜も干してたらまたぐっしょり濡れちゃ
 うもんね。

  乾燥が終わった頃にまたおでんを食べに。3日連続おでんジャンキーだ。まっ、いつ来てもうまい。

  いつものように21時前まで飲んで再び野営場で飲むパターンは変わらない。ご好意の焼酎を片手に旅
 話は夜更けまで続く。

  0時を回った頃にアンドリューと2人で温泉に行く。街灯一つ無い真っ暗な道をヘッドランプの明かりのみ
 を頼りに走る。一人で来るのはかなり怖いな〜。でも両側の木々の間から星がはっきりと見えて素敵だ。
 「都会じゃまず見れない光景」と言うアンドリューの言葉どおり、薬研は自然に満ち満ちている。
  またしても隠れがっぱで夜の温泉を満喫。今日も星が綺麗に見えるよ。
  そしてこの温泉をペットボトルに詰めて湯たんぽの完成!今晩は冷え込みそうだからな。

  あ〜、湯たんぽ暖かい…Zzz


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