10月15日（土）＜145日目＞ 現在地⇒岩手県野田村「道の駅のだ」
野田塩づくし
05時50分起床。他の2人は既に起きていた。早いね。
どんよりと今にも降り出しそうな天気だったけどまだ降ってはいない。でも今日は確実に降るので様子
見…と言うか動く気ないし。
朝食は昨日買ったパンの残りとすあま。そして昨日頂いた餅だ。けっこうお腹にたまるもんだ。
テントを撤収しようと思っていたら底面に小さな穴を発見。大したことはないと思うけど念のためにビニ
ールテープで留めてその回りをシールする。これでとりあえず浸水は間逃れるだろう。
朝から日記書き。昨日はとっとと寝ちゃったので昨日の分の日記を書いていると道の駅の人達が出勤
してきた。
私達が座っていた場所はこれから使うそうなので自転車を移動させる。迷惑かけちゃいけません。
この道の駅は陸中野田駅が併設されているのでそこのイスで日記を書く。
疲れて外に出てなにげにポスターを見たら「野田塩ソフト」なるものがあることを発見。食べようかな〜
って言っていたらお遍路の篠原さんがおごってくれた。ごちになりま〜す。
野田産の塩に食用菊が入っているソフトだ。味は…両方とも微妙な味しかしない。そして雨の下で食べ
るとものすごく寒い！やっぱり走った後に食べたいね。
そうこうしているうちにお昼になったので2階のレストランでこちらも野田産の塩を使った塩ラーメンとご
飯、小鉢、漬物が付いたセットを食べる。野田産の塩って言ってもな〜、はっきり言って何が違うのかさっ
ぱり分かりません。美味しかったけど。
野田塩ラーメンセット600円也。
お昼からはインターネットで楽しむ。道の駅を検索したり。大事な情報だから。
夕方も近くなってきて、ここにご当地牛乳があるってことを思い出して買いに行く。ご当地って言っても
ここで売っていたのは大野と言う場所の牛乳だった。まあいいや。200ml75円、結構安い。
おおのミルク村「ゆめ牛乳」85℃20分殺菌。
夕方、それまで座っていたベンチから昨日の位置へ移動したところで駅の従業員の方が話しかけてき
て、
「今日もここに泊まるんですか？」と。
私が、できれば泊めさせて頂きたいんですが…」と返答すると、
「組合長とも話したんですが、2泊はちょっと困ります。昨日は目をつぶったんですが…。」
と非情な回答が…。
うわ〜〜、やっべ〜！
内心そう思ったけどしかたない。他の2人にも話してここは撤収することに。
こちとしてはご好意で泊めさせてもらっている訳で、迷惑は百も承知しているところ。向こうがそう言って
くるなら出て行かないわけにはいかないので、
「近くに泊まれそうなところないですか？」と聞いたらキャンプ場があるとのこと。
ツーリングマップルにも載っている玉川のキャンプ場の手前にもあるってことなのでそこを目指して3人
で移動開始。
時刻は16時30分。もう辺りは暗くなり始め、どうせならもっと早く移動命令を出して欲しかった…。
篠原さんは歩きで、私ともう一人のチャリダーは自転車で先に行く。ところが、教えてもらったキャンプ
場はすでにロープで閉鎖されている…。
しかたにないので玉川の野営場に行くことに。
道の駅からだいたい5kmくらいかな？道が全然分からなかったので地元の人に聞きまくってようやく到
着。ひどい坂道で久しぶりに押して歩いたよ。
野営場は線路の直ぐ脇にあって電灯一つなく真っ暗。トイレはシャッターが下りていたけど鍵はかかっ
てなかったので使用可能。水も出る。管理人さんはいなかったけど、来ても1泊150円だから大したことな
いので、ここに決定。
荷物を下ろして私が篠原さんを迎えに行く。かなり分かりづらい所で、前のキャンプ場に行っちゃったら
大変だからってことで。
でもまたあの坂を登るのか…。
国道に出て少し戻ったらこっちに歩いてくる坊さん…いや、篠原さん。良かった〜こっちに歩いて来てく
れて。また山を一つ越さなきゃいけないかと思ったよ。
到着してすぐにテントを立てて夕食。篠原さんはご飯を少し分けてくれて、そのお返しに昨日買った梨を
おすそ分け。貰ってばかりじゃいけないんだよね。
東屋の下が広かったのでそこで夕食を作る。ほとんど真っ暗なので私のランタンを仕様した。久しぶり
の出番だね、天君！
後片付けを済ませてテントに入ったところ雨が激しく降ってきた。テントは一応炊事場の中に張ったん
だけど風も結構強くて濡らしてくれる。あ〜あ、明日にはやんでくれるだろうか？
でも移動中に降らなくて良かった。
