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October,2006

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31st October, 2006 (Tue.) 〜日本百名山3つ目〜
 鹿児島県は山川(やまがわ)って所にいます。今日は休日。
 って事で、お隣さんの指宿にそびえる開聞岳(かいもんだけ)に登ります!
薩摩富士と呼ばれる標高924mの開聞岳は、その名の
とおり富士山の様に美しい山。私にとっては利尻山以来の本格的な登山だ。そう言えば利尻山も利尻富士って呼ばれてるなぁ。

 登頂開始は11時。少し遅くなっちゃったな。この山は水場が無いので登山前に1リットルを確保してアタック開始!2合目からの登
山でいきなりの急坂とゴロゴロした足場がとっても歩きにくい。そして暑い…。
 目指すはあの山頂だ!

 そんなに高い山ではなく、どちらかといえば低い山だけどこの登りはしんどい。でも登っている人は案外多くて、小学生が団体で
登ってたりする。
 1合登るたびに休憩をとりながら、8合目辺りからは
さらに厳しい登り。ゴツゴツした岩をよじ登り、登山開始から2時間半で標高92
4mの山頂に到着!よ〜し、これで
百名山3つ目を制覇!!次はどの山に登るかなぁ。…屋久島の宮之浦岳あたりがいいかなぁ。
 
開聞岳の登頂に成功☆ 雲の晴れ間に撮影。少しだけ池田湖が見えました。
 
季節外れの桜。暖かいから春と勘違いしたのかな?開聞駅はの〜んびりとした無人駅でした☆

29th October, 2006 (Sun.) 〜世界自然遺産屋久島。縄文杉〜もののけの森。ヤックルを探して…〜
 やってきましたず〜っと憧れていた島、屋久島です☆飛行機で行けばあっという間ですが、大阪から帆船あこがれに乗って6日か
けてやっと到着☆

 事前に宿とガイドさんを手配していました。昨日は1週間ぶりに船を離れて民宿おふくろに宿泊。んで、今日の起床は4時です!予
定コースは荒川登山口→縄文杉→辻峠→もののけの森。
 当初民宿の方にこのコースでガイドを紹介してもらったんだけど「無理です!」と一蹴(汗
 どうやら相当ハードなコースらしく、普通はあんまりチャレンジしないそうな。それでも屋久島での休みが1日しかなかったので無理
言って紹介してもらって後はガイドさんと直接交渉。そこでも「若い方ですよね?」と言われる。まあ若いかどうかはわからないけど
27〜30歳3人ですと言うと、それなら…って事でOK!なんか不安になってくる。どれだけしんどいねん?
 あと、登山口と下山口が違うので車の手配が出来ないって言われたけど、直ぐに手配できました!と連絡が有りこれでなんとか
行けそうです。

ハードコースに付き出発は04時30分。まだ真っ暗…。宮之浦から車で荒川登山口まで移動して、朝食は後回しで早めにアタック
開始。明かりなんて一つも無い中をヘッドランプを頼りにトロッコ軌道を進む。
 このトロッコ道が長いのなんのって…歩きやすいんだけどね〜。
 学校跡で朝ごはんを食べてしばらく進むとなんかガサガサ言ってるヨ。っと、第1ヤックル発見!んん?なんかちっちゃいぞ?と思
ったら子供でした。でも感動!ガイドさん曰く「人間が何もしないことを分かっているから逃げない」んだって。
 
どこまでも続くトロッコ軌道とヤックル(ヤクジカ)。こいつは第2ヤックル。逃げて行ったよ…。

 2時間チョットもトロッコを歩くといよいよ山道に入ります。いままで歩きやすかった分、急に山道に変わるとかなり足に来るなぁ。で
もガイドさんと一緒だと近道を通ってくれたり、あと何分くらいとか、ここで半分くらいとか、この杉はとか…いろいろ教えてくれるので
助かります。ただ黙々と歩いているだけじゃ辛すぎだから。

 08時前には大きな切り株「ウィルソン株」に到着。何でウィルソン?って思っていたらウィルソンさんが発見したから…そのままや
ん!と突っ込むもまあ納得。
 そしてココから縄文杉まで行ってまたココに戻ってくるので荷物を置いていく。カメラ以外は全て。飲み水は?って心配も、水場が
幾つもあるから必要ないんだって。屋久島は水の宝庫ですから。
 だったら軽いに越したことはないな、うん。

ウィルソン株です。大きさは写真じゃちょっと分からないかなぁ。ビックリするほど大きい!

 さらに厳しい山道を登っていくと宿泊した人たちが下山してくる。当然そのパーティーにもガイドさんが付いている事が多くて、皆口
々に「早いですね〜」と連発していた。いや〜この後白谷(白谷雲水郷=もののけの森)周りなんですよ〜とこっちのガイドさんが言
うと「辻峠ですか、大変ですね〜。頑張って」と。やっぱり普通のルートじゃないみたい…。

 でも行っちゃうもんね〜♪とさらに登って出発から4時間で縄文杉に到着☆「これって早いんですか?」と聞くと「異常に早い」とガ
イドさん。小休憩してても早く行きましょう!って連発してたしなぁ(笑)
 さてさて、お待ちかねの縄文杉は…でっか〜い!!すげ〜!!!って言葉しか出てこなかったヨ。樹齢7200年とも言われてるけ
ど、実は2〜3000年程度っていうのが今の定説。それでもすごいですが。ちなみに標高は1300mほど。
 これが縄文杉!大きいぞ〜。一緒に行った2人と。

 縄文杉との対面も果たし、下山開始!下りは楽だけど膝にくるから気をつけないと…と思っていたらもう膝痛いし(泣。今日1日は
もっておくれ。

 荷物を置いておいたウィルソン株に着いてようやく昼食。ガイドさんがお湯を沸かして味噌汁とあったかいお茶を淹れてくれた。歩
いている途中には携行食を差し出してくれたりと、やっぱり頼りになる存在です☆

 さて、またなが〜いトロッコ軌道を下る。ホントなが〜〜〜いんだ、これが。さっすがに疲れも出てきてるし…でも頑張るぞ〜!!
その疲れを感じてくれたのか、途中の川で休憩しようか?とガイドさん。夏だったら川に飛び込んだりするそうだけど、今の時期はと
てもじゃないけど無理なんで足だけ。
 ピチョ… !つめて〜。久しぶりの感覚が無くなるこの感じ。でもチョットつめた過ぎです…。

冷たい川水で疲れた足を癒す。このとき回りででっかいハチがぶ〜ん♪って飛んでたけど気にしないもんね〜。

 さぁ、もののけの森に向かいましょう!と勇んで辻峠を登り始めるも、…なんやこの山道〜〜〜!登っているパーティーは一組もい
ないし、でも登るしかないし。
 頑張って登って、半分くらいのところで休憩。コケがびっしり生えている岩に腰を下ろすとフカフカのじゅうたんに座っているみたい
で気持ちがいい。
 この屋久島にはガイドさんがとっても多くて、日本一ガイドが多い島って言っていた。でも、その中で屋久島出身のガイドは半分く
らいで、その他は違う土地からやってきたガイドさん。
 今回頼んだガイドさんは屋久島の人で、「他から来たガイドはな〜、コケに座っただけで怒る人もいるんだよ。こっちに言わせたら
こんなの直ぐに生えてくるし、コケが無くなる事なんて無いんだから」
 確かにね〜。まあ、自然を大切にするのはもちろん大事なことだけど、でもそんなにヤワなものじゃないと思う。無茶なことしなけ
れば元通りになる力があるんだから。大いなる自然に感謝しつつ、コケに座ろう☆な〜んて。

 森に向かう前にこの峠の頂上にある太鼓岩へ行くことにした。予定ルートには入っていなかったんだけど、近いからついでにって
事らしい。けど、ごっつい山道の連続だ。たった10分15分の道だけど、今回のルートで一番キツイ道だったよ。
 でも着いてからの景色は最高!標高1000mから屋久島の山々が見渡せて海も見える。大変な思いをしてたどり着いた場所には
最高の景色が待っている。自転車で旅をしていたときにも経験したこと、久しぶりに思い出した。
 春には桜がキレイらしく、今度はその時期に好きな人と来たいなぁ♪

太鼓岩に寝そべってみる。なにを思っているんでしょうか?

 白谷雲水郷まで一気に下る。だんだんとコケ生した世界に足を踏み入れていってる。映画「もののけ姫」のスタッフも足を運び、し
ばらくの間滞在して取材していた森。神秘的で、本当にホウシとか出てきそうな雰囲気。たま〜に猿も飛んでいる。ここまで来ると
観光客も多くなってきます。
 
もののけ姫の森こと、白谷雲水郷。この写真が撮りたかったんだぁ☆
 
番外編。右の写真何かに似てませんか?答えは天空の城ラピュタに出てきたオームです。ジブリは屋久島好きみたいです。

 16時、今回の予定を全てクリアして無事下山!やった〜☆

 屋久島はまだまだ見るところが一杯です。宮之浦岳にも登ってみたいし、滝も見てみたい。また絶対に行って見たい島ですね。

17th October, 2006 (Tue.) 〜光輝く街〜
 最近はいい天気が続いてますね@私も秋の空のように清々しい気持ちでいっぱいです。
 大阪の某場所から夜景を撮影☆

16th October, 2006 (Mon.) 〜友人きたる〜
 今日は稚内でお世話になった対馬海流さんが来阪。休暇を利用して
自転車で尾道からしまなみ海道を渡って四国へ。四国の北
側を走破して小豆島→姫路→神戸のルートを走ったそうな。
 神戸で学生時代からの友人に会って、今日私と会うことになっていた。

 待ち合わせは19時、大阪駅。会ったのは旅でお世話になって以来約1年ぶり。でも変わってないね。
 大阪名物お好み焼きを食べたり、行きつけのBARに行ったりして気づけば23時30分。彼は神戸まで帰るのでそろそろお開きにし
て明日は東京に向かうそう。また機会があれば会いましょう!

15th October, 2006 (Sun.) 〜サンマ届く〜
 4連勤が終わった今日、仕事帰りに飲みに行った。天王寺のあるお店に向かっている途中、実家からTel。「
サンマ届いたけど。あ
んた送ってくれたでしょ?」
 
送った覚えは無いから何のことかさっぱり分からず、“??”状態。どこから来たのと聞いたら福島県は小名浜だそうな。あ〜
、ようやくわかった。ヨット「バイプレーヤー」の岡山さんだ!って思ったんだけど送り主は
「菊水」のママさん。そういえば来年のサン
マの時期には送るねって言ってくれてたんだった。それを覚えていてくれたことが正直に嬉しい!今回に限らず、旅で出会った人と
は交流が続いている人も多い。改めて
イイ旅をしてきたんだなぁって思って仕方ない。感謝です☆

 ただ、私がまだ大阪にいると知らなかったので実家に送ってくれたんだけど、せっかくの新サンマを食べることが出来ないんですよ
ね〜(泣
 両親と兄夫婦と姉と、それから近所の方々のお腹におさまったそうな。めでたしめでたし。

11st October, 2006 (Wed.) 〜四万十〜南国土佐へ。絶品清水サバ!〜
 昨日で先月29日からの12日間の航海を終えました。今回はその様子をまたしてもダイジェストで行ってみましょう!

 10月2日、高知に入港。何を隠そう四国初上陸だった私は船のタラップを降りる際に懐かしの猿岩石のごとく両手を高々く挙げて
「イエ〜ィ!」とジャンプして上陸。まあ、同じ国内なんで
それほどの感動は無かったですが…。
 さて、その日の夕方から市内へ出てみる。床がウッドデッキのレトロな路面電車に揺られてやってきました「はりまや橋」って、え
〜これ!?小っさ!!高知といえば龍馬かはりまや橋ってくらい有名なのに…
これにはガッカリ_l ̄l○
 そのかわり「
お涼さん」を発見!誰かって?アーケードの真ん中に現れた彼女の正体は“クーラー付公衆電話BOX”。なんと、そん
な素敵なモノがこの世に存在したのか!初めて見たぞ。しかしなんで高知に?と疑問は膨らむ。これが大阪にあったら間違いなく
ホームレスに占拠されているんだろうなぁ…。
  
窓フルオープンでクーラーの無い路面電車。しかし、はりまや橋を渡るとクーラー付き電話BOXが!こっちは稼動してました(笑)

 さて、高知では4日5日と連休♪となれば観光に行きましょう!高知を代表する観光地と言えば忘れちゃならない四万十川。日本
最後の清流
と言われるこの川でカヌーを漕ごうじゃないかとやってきました。
 四万十の名物と言えば川エビ、アユ、そして天然ウナギ!これはどうしても食べたかったんだけど、今年はサイズが小さいとの事
。。。それでも食べたくて地元の方オススメの食堂に足を運ぶ。出された天然うな丼は…やっぱり小さい。
ドジョウかと思ったよ。普
段は養殖モノしか食べたこと無かったので身がしまっていて淡白なウナギに違和感を感じたけどやっぱり美味しい!
 
日本最後の清流と、そこで捕れた天然うな丼。

 夕食はBBQをするつもりだったんでスーパーや産直で買い物。ここぞとばかりに高い肉を買い、残念ながら冷凍だったけど天然ア
ユもGET!したところで大雨!!…やっぱり雨男ですよ、あたしゃ(泣

 今日の宿泊場所は一軒家をまるごと貸しきれる郷の家。しかも1人1泊4500円からの低料金も魅力で、大人数で行けばもっともっ
と安くなる。
 更にはBBQ用の
コンロや炭まで使わせてもらった。関西出身のあったかいおばちゃんが経営しているんだけど、四万十にはこうい
ったタイプの宿泊施設が数多くあるみたいです。

 ウェルカムドリンクは自家製のビール!そして買ってきた地元の食材でBBQ。こんな幸せなかなか味わえません!たまーにスパ
イダーマンが現れますが、特に害をもたらすわけではないので放っておきましょう☆
 
四万十牛と産直野菜のバーベキュキュー。隣ではアユも焼かれております。マイウ〜。ちなみに肉は100g1000円近い…。

 翌5日は朝から大粒の雨がこぼれ落ちるあいにくの天気。でも普通に晴れているより「あの時は大雨でなぁ〜」なんて言ってる方
が記憶に残るってもんだ。と、
強引にポジティブな考えをしよう。
 幸いにも雨でもカヌーは漕げるそうなのでお世話になる
カヌー館へ向かう。初めに説明を受けてから歩いて川へ。待っていたのは
ちょっと香取慎吾似のクールなインストラクター守谷さん。淡々と説明する人だった。。。

 陸上で装備やら漕ぎ方、転覆時の対処法なんかの説明&練習をしてから「では本番」。えっ、もう?
 最初は不安定でおかなびっくりだったけど、意外とスムーズに漕げる。午前中は練習なんで、真っ直ぐ進んだり、思ったところへ行
くためのコツなんかを教わる。夏場なら休憩中に泳いだりするらしいけど、今は水が冷たいのでそんな気にはなれず、ひたすら水面
に石を投げて水切りしてた(笑)

 昼食後、かる〜く卓球で汗を流し(休めよ!)、午後からは待ちに待った8kmのツーリング。いきなりすごい瀬が現れてかなりビビ
ッタけど、沈することなくクリア。あとは基本的に清流をの〜んびりとパドルを漕ぐ。メッチャ静かで耳と心に心地いい。極上の時間
がゆっくりと流れるようだ。
 途中の4km地点で休憩の予定だったけど、高知まで戻る
時間がギリギリだったので休憩ナシで8km漕ぎきった。最後の沈下橋
を通過するとあっという間の2時間も終わり。
 初めてのカヌーだったけど面白いぞ!次はもう少し過激な川にチャレンジしてみたいな〜♪

透き通った四万十川へ漕ぎ出し、たま〜に小さな瀬を越えて、沈下橋をくぐったらゴ〜ル。だんだん明るくなってるのわかります?

 8日、土佐清水の第1回ジョン万祭りも最終日、土佐清水と言えば「清水サバ」が有名だそうで、食べたかった。でも前日の時化と
土日で漁が休みって事もあってお目にかかれず…。
 ところが、前日に飲みにいった店の方が用意してくださり、見事GET!運がいいぞ。
 サバの刺身ってちょっと怖いけど食べたら「あま〜い!」こりゃホントに美味しい。みなさんも是非。

あま〜い清水サバ。黒岩さんありがとう☆ 以上レポートでした♪